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「エルトゥールル号事件」感謝の心 「プリンシパル」連載1-1

教育図書の老舗、学事出版さんから校長講話の専門誌
「月刊 プリンシパル」
という本が出版されています。
実は、小生はここに

「子どもに伝えたい道徳の心」
と題して小さな話を連載しています。
1年ほど前の古い物から、ご紹介したいと思います。
最新のものは、ぜひご購読ください。

本日は連載第1回

「エルトゥールル号事件」感謝の心
です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ここから

「エルトゥールル号事件」感謝の心


◆日本人危機一髪
 一九八〇年に始まったイラン・イラク戦争の時の話です。
イランの首都テヘランには、世界中の企業が二〇〇社以上ありました。
日本の会社も多く、家族と一緒にテヘランで生活している日本人が大勢いました。
一九八五年になると、テヘラン北部がイラク機に爆撃されるようになり、不安が広がっていました。
三月一八日、イラク大統領サダム・フセインは次の声明を出しました。

 「イランの上空は航行禁止区域とする。三月二〇日午前二時以降、イラン上空を航行するすべての航空機は攻撃対象になる」

  四〇時間後から、イラン上空を飛ぶ航空機は、どこの国のものであろうと、すべて撃墜するというのです。
この時点で、テヘラン在住の日本人は、およそ五〇〇人もいました。
みんな、あわててテヘラン空港に向かいます。
日本の外務省もただちに引き揚げ用のチャーター機の手配に入りました。

 そうこうしているうちに、イランがイラクの首都バグダッドに対して、ミサイルで反撃を始めてしまいました。
事態は悪化するばかりです。
 各国は救援機を出し、自国民を救出し始めました。どれも満席で日本人を乗せてくれる航空機はありません。
どの国も当然、自国の国民を優先して乗せるからです。
藁にもすがる思いで予約した日本人たちは、はじき出されてしまいました。
  タイムリミット前日の一九日には多くの便が欠航です。
「日本航空」は救援の旅客機を成田空港に準備していましたが、外務省や現地との打ち合せが遅れ、制限時間には間に合わなくなりました。
結局、日本航空は「帰りの安全が保証されない」という理由で、テヘランに飛ぶのを断りました。
日本政府は、すばやい決定と対処ができなかったのです。
テヘラン空港にいた三〇〇人以上の日本人は、パニックに陥りました。
 残り時間があと二時間足らずになり、
もはや日本人全員が爆撃下のテヘランに取り残されるのか…、
とあきらめかけた時でした。
一機のトルコ航空機が颯爽とテヘラン空港へ飛来しました。
これこそ孤立無援の日本人を救出に来た旅客機だったのです。
まさに間一髪。
日本人を満載したトルコ機が飛び立ったのは、何とイラク軍攻撃開始のわずか一時間前でした。

トルコ航空b0013691_10321699


 トルコ航空のパイロットと搭乗員は全員が「死」を覚悟していたといいます。
しかし、それにしてもなぜトルコが日本人を助けてくれたのでしょうか。
しかも命懸けで…。
 当時の朝日新聞は
「近年、日本が対トルコ経済援助を強化している」
から助けてくれたのだ、と解説しました。

◆エルトゥールル号事件
 元駐日トルコ大使バシュクット氏は、次のように述べました。
「特別機を派遣した理由はトルコ人の感情でした。
その原点となったのは、一八九〇年のエルトゥールル号の事件です」。

エルトゥールル号


話は遠く明治二三年のこと、トルコの使節団が軍艦エルトゥールル号で日本を親善訪問しました。
九月一四日、トルコに戻るため横浜を出港。
しかし、不幸にも台風が直撃し、使節団六六〇名を乗せたまま、和歌山県大島付近で沈没してしまったのです。


エルトゥールル号(Large)


《つづく》

03683-4-2015[1]

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

管理職および管理職を目指している先生方、必読の書です。

校長講話の専門誌
月刊「プリンシパル」

校長学を修め、天下一の校長・副校長に! 
ぜひご購読ください。
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http://www.gakuji.co.jp/magazine/principal/index.html

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プロフィール

服部 剛

Author:服部 剛
授業づくりJAPAN横浜《中学》の代表・服部剛です。中学校社会科教師です。
授業づくりJAPANは、授業実践を通して「国を思い、先人に感謝し、卑怯をにくむ日本人」「日本人の自由と真実を守るために戦うことのできる日本人」を育てます。
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