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道徳 『心を整える』長谷部誠

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授業づくりJAPANが公開する授業案はご自由に追試してください。ただし、授業実践論文やレポートなどで公開される場合は、一言、「この授業は、授業づくりJAPANの○○氏の実践である」とお断りください。
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道徳1-(1)心を鎮める・自省の心

長谷部誠『心を整える』
勝利をたぐり寄せるための56の習慣
 から
 

《授業開始》--------------------

●まず、長谷部誠さんの写真を見せます。

91-aa長谷部誠

【発問1】--------------
このひとは誰ですか?
------------------


【答え】長谷部誠

『長谷部選手は、ドイツのヴォルフブルクで活躍するサッカー選手です。
2010年の南アフリカ・ワールドカップでは、ゲームキャプテンとしてベスト16、2011年のアジアカップではキャプテンとして、優勝に貢献しました。
長谷部選手は特に特徴がある選手ではありません。
特別に優れた技術やセンスを持つわけでもないそうです。
しかし、彼は日本でもドイツでも、常に監督やチームメイトに信頼され、良い結果を出してきました。
彼が活躍できる秘密は何でしょうか。
今日は、長谷部選手が著した『心を整える?勝利をたぐり寄せるための56の習慣』を紹介します。

【発問2】-------------------------
あなたが「心を整える」ための良いと思っていることは何ですか?
-----------------------------

【生徒の答え】
・寝る。
・音楽を聴く。
・ピアノを弾く。
・1人になってよく考える。
・自分の好きなことを好きなだけやる。
・深呼吸をする。
・ぼうーっとする。
・飲み物を飲む。
・黙想する。
・お風呂に入る。
・よく食べる。

『長谷部さんの本から、心の整え方を学びましょう』

【道徳資料】長谷部誠著『心を整える』から **************

長谷部選手は自分の「心」をとても大切にしています。
「心を強くする」というよりも「心を調整する」ことを意識するようにしています。
常に安定した心で備えることで、試合で良いパフォーマンスができるようにするのだそうです。

調整は、生活のリズム、睡眠、食事、練習などすべてに及びます。
友達と遊んでいれば時間はあっという間にたってしまいますし、インターネットやゲームを夜遅くまでやってしまうと心のバランスはすぐに崩れてしまいます。
長谷部選手の真面目さは、「プロフェッショナルとは、どのようなものか」を教えてくれます。
以下に、抜粋して紹介します。

******************************************************

【1】意識して「心を鎮める時間」をつくる

南アフリカ・ワールドカップの期間中、長谷部選手が滞在していたホテルには、選手のリフレッシュ用に卓球・ダーツ・テレビゲームなどが用意されていました。
しかし、長谷部選手は、どの遊びも利用しませんでした。
なぜなら、1日の最後に30分間の「心を鎮める時間」がほしかったからです。
チームメイトに「つき合いが悪いよ」と言われても、この心を鎮める時間だけは譲れませんでした。
長谷部選手は部屋に戻り、電気をつけたままベッドに横になります。
音楽もテレビも消します。
目を開けたまま、天井を見つめ、息を整えながら全身の力を抜いていきます。
ひたすらボーッとしていてもいいし、頭に浮かんだことについて考えてもいいのです。
大事なのはザワザワした心を少しずつ沈静化させていくことなのです。
長谷部誠選手は、1日30分の心を鎮める時間をとるようにしたことで、どんな迷いをかかえても、翌日は平常心で部屋を出ることができるようになったそうです。

【2】整理整頓は心の掃除に通じる

「整理整頓は、人生の半分である」
これはドイツのことわざです。
整理整頓は人生の半分といえるくらい大事なのだよ、ということなのですが、日頃から整理整頓を心がけていれば、生活や仕事に「規律」と「秩序」をもたらすという意味です。
試合に負けた次の日は、何もしたくなくて部屋が散らかることが多いそうです。
しかし、長谷部選手は、そういうときこそ整理整頓を心がけます。
こうして、心の中もいっしょに掃除するのだそうです。

【3】マイナス発言は自分を後退させる
サッカーはいろいろな要素が組み合わされて結果が出ます。
そこで、ミスを人のせいにすることがよくあります。
他の集団競技にも当てはまりますね。
しかし、愚痴は負の言葉です。
負の言葉は、現状をとらえる力を鈍らせてしまいます。
その上、自分で自分の心を乱してしまうのです。

心を正しく整えるために、愚痴はまったく必要ありません。

【4】孤独に浸かる

「自分にとって本当に大切なものは何なのか。
自分と向き合う時間を作るのに『ひとり温泉』はうってつけだ」と長谷部選手は言っています。
私たちはそうそう温泉には行けませんが、日常生活の中で、意識して「孤独」な時間を持つことで自分に向き合ってみましょう。
長谷部選手は、イギリスの文豪トーマス・カーライルのこんな言葉を紹介しています。
「ハチは暗闇でなければ蜜をつくらぬ。脳は沈黙でなければ思想を生ぜぬ」

【5】読書は自分の考えを進化させてくれる

長谷部選手は次のように読書の効能を説いています。
「読書は人前で発言する機会が多いプロサッカー選手にとって、言葉のセンスを磨くうえでも大事かもしれない」
長谷部選手のものすごい読書量は有名です。
言葉のセンスだけではなく、彼の哲学も読書に支えられていることは間違いありません。

【6】遅刻が努力を無駄にする

「子供のときから現在まで、サッカーに関してボクだけの集合時間がある。
常に1時間前に着くようにしている。
レアルマドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は遅刻にすごく厳しい監督で、シーズン前の合宿で、ある選手が寝坊したとき、バスに乗せずに練習に参加させなかったそうだ」

時間を守れるかどうかは、日常の「覚悟」の問題だと思います。
覚悟のない人と真剣勝負はできませんね。

【7】人間は変われる

「僕はサッカーを通じて、いろいろな経験をさせてもらった。
いま自分が言えるのは、挑戦し続け、その場その場で全力でもがき続けると、人間は変われるということだ」

その時その時に、自分に与えられたステージで懸命に努力すること。
地道に努力し、これを続けることで、着実に人間は成長し、変わっていけるのだそうです。

【8】感謝は自分の成長につながる

【3】の「マイナス発言は自分を後退させる」の反対ですね。
自分の身のまわりに起こることのすべては、多くの人たちに支えられて存在していると長谷部選手は言います。
多くの人々の働きがあって、今の環境があるということを説いています。
人間は自分1人で生きているような気になっていてはいけません。
周りのことすべてに感謝の気持ちを持つことが成長するポイントなのです。

◆◆◆

長谷部選手は、その真面目さから周りから厚く信頼されています。
あまりに真面目なので、若手選手からも、からかわれることがあるそうです。
しかし、それが先輩後輩を超えた一体感を生み出しているといいます。
この本に書かれた「心を整える」ための習慣の中で、「おっ、ここが他の選手と違うところだな!」と思ったことがあります。
それは、長谷部選手が1日30分1人で自分を振り返る時間を持っていることです
この30分で、自分のプレーや生活態度を見つめ直し、反省し、もっと向上するにはどうすればよいかを考えるのです。
諸君も見習ったらどうでしょうか?

でも、いきなり30分でなくてもいいと思いますよ。
最初は5分だけでも良いと思います。
その5分間で、自分の生活を振り返り、

◎反省する(1つで良いでしょう。あまり多すぎてもね…)
◎感謝する(たくさんしましょう)
◎決心する(これも1つ)

などを考えましょう。
心が整ってきて、明日は最高のパフォーマンスができるようになるかもしれませんよ。

【発問3】-------------------------
資料を読んで、「これはいいなぁ。自分もやってみよう」と思ったことを3つ書き出してみましょう。
-----------------------------


【生徒の答え】(多かったもの)
・心を鎮める時間を作る
・整理整頓は心の掃除
・遅刻が努力を無駄にする
・マイナス発言をしない
・感謝は自分の成長につながる
・読書は自分の考えを進化させる


【発問4】-------------------------
長谷部選手の生き方に照らして、今の自分に欠けているものは何でしょうか?
-----------------------------


【生徒の答え】
■私はいつも迷っていることとかがあっても、そのままにして次の日を迎えてしまうので、これからは心を鎮める時間を作るようにしたいと思いました。
■長谷部選手はかっこいいと思います。ちゃんと自分を持っている。
今の私は友達とずっといっしょにいることが多いから、1人になって考えようと思う。
遅刻もしないようにしたい。少しずつで良いから自分を変えたいです。
■長谷部選手は、毎日心を静める時間を持っているのに、自分は毎日何となく部活をやり、何となく授業をやり、何となく遊んでいるだけで、何となくばかりだ。
自分は何も考えずに日々過ごしているだけだとわかりました。
■遅刻の話はすごく共感した。自分は昔、遅刻が多く、練習が全然できない日があったりしてたいへんだったことを覚えている。決心して直すようにした。
これからも悪いと思うことを「意識」して直していこうと思う。
■私は長谷部さんのように心を鎮める時間を作っていなかったので、長谷部さんの考え方は良いなぁと思いました。
また、この部分が自分には欠けていることだと思います。
私もこれから少しずつ挑戦していきたいと思いました。
■私は「マイナス発言は自分を後退させる」というのは良いと思いました。
試合で負けたあとに人に当たってしまうことがあるので、マイナス発言は控えようと思いました。
八つ当たりしないために「心を鎮める時間」をつくって、よく考える時間を作れればいいなと思いました。
■自分はプレーをミスすることは悪いことだと考えていますが、これをマイナスに考えずにプラスにつなげていかなければならないと思いました。
これからは感謝、反省、決心をしていきたいです。
■夜更かしをしないでちゃんと寝る。
もう少し落ち着いた方が良い。
長谷部選手の話はすばらしいですね。人生の歩み方を勉強しました。
■自分で1日を振り返る時間は大切なんだと思った。今日から少しずつ心を鎮める時間を作ろうと思った。
長谷部選手の言葉を見て、自分に足りないことがたくさんあった。
■愚痴を言わないとか、すごいと思った。自分で思っていることを口に出さないでため込んでいるとモヤモヤするし…。
サッカー以外のことでもこんなに努力しているなんて初めて知りました。
全部行うのは無理だけど、反省する、感謝する、決心する、の3つを特に意識していきたい。
■長谷部選手は、自分のやっていることについてちゃんと考えて落ち着いて行動できる人なんだなと思いました。
今すぐには無理だけど、長谷部選手を見習って、愚痴を言わないようにしたいです。
人を気にするよりも自分のことを考えて落ち着いて行動したいです。
■何だかやる気がでないなぁ、なんてボーッとしているときが割と多いので、その時間を無駄にせず、自分を振り返ってみるのも大事だと思いました。

91-bb長谷部誠著『心を整える〜勝利をたぐり寄せるための56の習慣』幻冬舎刊

《授業おわり》

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プロフィール

服部 剛

Author:服部 剛
授業づくりJAPAN横浜《中学》の代表・服部剛です。中学校社会科教師です。
授業づくりJAPANは、授業実践を通して「国を思い、先人に感謝し、卑怯をにくむ日本人」「日本人の自由と真実を守るために戦うことのできる日本人」を育てます。
横浜・神奈川の志ある先生の参加をお待ちしています!
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個人的な連絡はコメントからどうぞ。

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