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歴史を教える時に留意すること

本日は、終戦70年にあたり、雑感をひとつ。

私たちが歴史を学ぶ時に注意しなければならないことがあります。
占領期の日本には「言論の自由」はなく、歴史研究もGHQ(占領軍)が制定した「プレスコードに基づいて書かれたという事実です。
これを受けて、戦後に書かれた歴史は、いまだその延長線上にあり、公正な記述がされているとは言えない状態にあります。
したがって、歴史の本を一所懸命に読んで、勉強すればするほど、戦勝国の歴史観に染まっていってしまうのです。

GHQが実施した検閲の指針となった「プレスコード」は以下の30項目です。

1.占領軍総司令部(連合軍最高司令官、マッカーサー)の批判
2.東京裁判の批判
3.占領軍総司令部が日本国憲法を起草したことへの批判
4.検閲への言及
5.米国の批判
6.ソ連の批判
7.英国の批判
8.朝鮮人の批判
9.支那の批判
10.その他の連合国の批判
11.連合国の全体批判
12.満州での日本人処遇への批判
13.連合国の戦前の政策の批判
14.第3次世界大戦への論評
15.ソ連と西側諸国との対立への論評
16.戦争弁護の宣伝
17.神国日本の宣伝
18.軍国主義の宣伝
19.民族主義(国家主義)の宣伝
20.大東亜に関する宣伝
21.その他の宣伝
22.戦争犯罪人の正当化または弁護
23.占領軍将兵の日本人女性との懇交
24.闇市場の取引
25.占領軍の批判
26.飢餓状態の誇張
27.暴力行為と不穏状態の誘導
28.虚偽の陳述
29.占領軍総司令部(または地方の軍政部)への不適当な言及
30.時期尚早の発表


この中の「宣伝」というのは、日本側の正当な主張はすべて宣伝とされました。
28では、「虚偽」かどうか決めるのは、GHQでした。
これを見れば、戦後に書かれた歴史がどのような記述になるかおわかりでしょう。
「自虐」ってやつですね。
歴史学会は、まだ占領軍の呪縛から解けていないと言って良いでしょう。

この事実は、中学生が歴史を学ぶに当たって、早い段階で言及しておかなければなりません。
少なくとも「戦後史」の勉強の最初には、しっかりと教えましょう。
そうしないと、歪んだ歴史を信じて偏向した歴史観の持ち主になってしまいますから。


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プロフィール

服部 剛

Author:服部 剛
授業づくりJAPAN横浜《中学》の代表・服部剛です。中学校社会科教師です。
授業づくりJAPANは、授業実践を通して「国を思い、先人に感謝し、卑怯をにくむ日本人」「日本人の自由と真実を守るために戦うことのできる日本人」を育てます。
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