FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
line

生類憐みの令と綱吉の再評価

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
授業づくりJAPANが公開する授業案はご自由に追試してください。ただし、授業実践論文やレポートなどで公開される場合は、一言、「この授業は、授業づくりJAPANの○○氏の実践である」とお断りください。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「犬公方」として有名な、とかく評判の良くない五代将軍・徳川綱吉。ほんとうに綱吉は無能な将軍だったのでしょうか
近年、綱吉の政治は見直されてきたようです。
課題として、以下の文章を生徒に読ませ、感想文を書かせます。

《生類憐(あわれ)みの令と綱吉の再評価》

5代将軍・徳川綱吉は「犬公方(くぼう)」と呼ばれ、低く評価されてきた。
生類憐みの令は、綱吉が発した文字通り「生き物を大切にせよ」とする法令である。
ただし、生類憐みの令という単独の法令はない。
1685年から約20年間に出された135個の法令を総称した名称である。
「特に犬を殺傷した者を厳罰に処し、庶民の生活に悪影響を及ぼした悪法」
と伝えられるが、犬に関する事件は33件と、全体の約4分の1に過ぎない
しかも20年間での処罰数はわずか69件(年間4件弱)。
そのうち死罪は13件、流罪(るざい)も12件のみである。

また、これらの法令は庶民に対してほとんど適用されなかった
一方、武士には厳罰に処せられた事例が見られ、これは法令無視の態度を「反逆罪」という見方から罰したものらしい。

法令の種類は広範囲にわたっている。
犬に関しては、野犬化による病原菌のまき散らしを防ぐとともに、人間を襲うようになる前に保護しようという考えであった。
その他、捨て馬禁止令、鷹狩りの廃止、捨て子の禁止、病気になった牛馬をきちんと療養させること、旅先で病気になった人を旅籠(はたご)で面倒をみること等も義務付けている。
中でも特筆すべきは、親が子を育てる財力がない場合、親に代わって役人が子供の世話をする義務を定めたこと。
間引き(子殺し)や捨て子を予防するため、妊婦と7歳以下の子供の名前を登録させたことである。
他にも乞食(こじき)を役人が保護する義務を設けたり、牢屋の囚人を月5回は風呂に入れるようにしたことなど、その底に流れる精神は、弱者や貧者の保護である
近代社会福祉の先駆けともいえる政策だ。
近年の研究では、綱吉の政治は再評価されつつある。

以上


スポンサーサイト
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

line
line

FC2Ad

line
ひとつポチッと


教育・学校 ブログランキングへ

line
プロフィール

服部 剛

Author:服部 剛
授業づくりJAPAN横浜《中学》の代表・服部剛です。中学校社会科教師です。
授業づくりJAPANは、授業実践を通して「国を思い、先人に感謝し、卑怯をにくむ日本人」「日本人の自由と真実を守るために戦うことのできる日本人」を育てます。
横浜・神奈川の志ある先生の参加をお待ちしています!
メルマガを購読すれば会員になれます(登録は下のリンクから)。
個人的な連絡はコメントからどうぞ。

line
カテゴリ
line
最新記事
line
最新コメント
line
月別アーカイブ
line
リンク
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
いらっしゃいませ
line
検索フォーム
line
カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
line
RSSリンクの表示
line
QRコード
QR
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
sub_line
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。