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第2回 齋藤武夫先生の歴史講座シーズンⅢ

第2回 齋藤武夫先生の歴史講座シーズンⅢ
のお誘いです。
参加してプロ教師を目指しましょう。



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自己肯定感を育てる歴史教育を進めよう!

とんでもない反日授業が公立中学校で行われていたことが発覚しました。
でも、これは氷山の一角です。
閉鎖的な学校教育の現場では、このような由々しきことが全国の至る所で行われているものと推察します。
速やかなる歴史教育の正常化が望まれます。

授業づくりJAPANの『日本人を育てる授業』 NO.61
2016/3/25発行
を転載します。

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自己肯定感を育てる歴史教育を進めよう!
仙台市市立中学校社会科の50代の男性教諭の授業?!
   

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誇りある日本人を育てよう! 真の国際人を育てよう!

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

現在、わが国で進められている近現代史教育は大きく分けて三つあります。

A:東京裁判史観

 わが国の公式の歴史観がおおむね東京裁判(極東軍事裁判)の判決にもとづいており、教科書(自由社を除く)もその歴史観によって記述されています。
要約すると、「軍国主義日本(とナチスドイツ)が侵略戦争を始めて、世界を不幸に陥れたが、自由と民主主義の国々(連合国)が日本を倒し、再び世界に平和が回復した」というストーリーです。
これはわが国の公式史観ですので、日本の学校教育ではこの立場による歴史教育が進められているとお考えください。
ただし、この20年、様々な人々の努力で少しずつ改善されてきています。


B:共産主義史観

もうひとつは、東京裁判史観の上に共産主義のプロパガンダを上塗りした歴史教育です。
日教組の教員たち、とりわけ歴史教育者協議会(歴教協)に所属する教員たちの授業がそれです。
これは日本悪者史観をさらに極端に増幅して教え、児童生徒に祖国に対する嫌悪感を育てようとしまうします。
反日的な心、先人(英霊)を冒涜する心を育てます。
究極の成果は革命の戦士を生み出すことでありましたが、現在では近隣の反日国家・ファシズムの国の工作員を育てる教育になっています。
安倍政権の前の民主党政府が、山梨県の輿石氏を中心に日教組勢力による教育乗っ取り政策を推進しようとしていたことが知られています。


C:自由主義史観

授業づくりJAPANやに結集した教師たちの歴史教育、および、新しい教科書をつくる会の『新しい中学歴史教科書』(自由社)を採択した学校の歴史教育です(ただし採択校の授業が教科書の理念を実現しているかどうかは不明です)。
これは健康な愛国心を育てるとともに、個人の自由を尊重する寛容と自由主義の立場に立つ教育です。
東京裁判おける弁護側意見にもとづいて、自国に誇りを持たせることのできる歴史教育を進めています。
このメルマガの会員が736ですので、まだまだ極端な少数派です。
しかし、日本が共産主義やファシズムを選ばず、自由主義と立憲主義を堅持した独立を守り、2000年の歴史を未来に継承できる国民の基礎を育てることを目的に掲げています。


今回はまず、わが国の偏向教育の代表である「C:共産主義史観」教育の実例を見てみましょう。
産経新聞のニュースを引用します。

*************************

「日本兵は1000人強姦・脇腹蹴って生死判別」南京事件で不適切授業

                 2014.9.19 05:00  産経ニュース

仙台市の市立中学校で7月、社会科の50代の男性教諭が、日中戦争時に旧日本軍の南京占領下で起きたとされながら存否でも議論がある「南京事件」について、「1000人の婦人が強姦された」とする真偽不明で残虐性を強調する資料などを使って授業を行い、一部の保護者から抗議を受けていたことが18日、分かった。
学校側は「不適切な言動があった」などとして保護者に謝罪した。
市教育委員会も報告を受けており、授業内容について校長会で注意を呼びかけるという。
同校や市教委によると、男性教諭は指導歴約30年のベテランで、3年生(4クラス)の社会の授業で南京事件を紹介。
「日本兵は強姦をした」などと説明し、「死体か死んだふりかは、脇腹を蹴って判別した」などと言って教室内のごみ箱を蹴ってみせたという。
授業では資料も配られ、「南京は日本軍に占領され、恐しい事件の幕が上がった…」と記述。
米国での報道や日記などを引用し、「200人の男性が処刑されるのを目撃した」
「昨夜から今日にかけて1000人の婦人が強姦されました。ある気の毒な婦人は37回も強姦されたのです」
などと書かれていた。

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共産主義史観教育の実態が垣間見えます。
12歳から14歳の少年少女にこのような教育が行われていることをしっかりと想像してください。
「ごーかんって何ですか?」という質問が出たかもしれません。
彼はどう答えたのでしょうか?
(同じように従軍慰安婦の授業も全国で行われてきました。)

彼は、ゴミ箱をシナ兵の死体に見立てて蹴って見せました。
これは、彼らの言う実感を持たせる効果的な教育技術です。
記事を読んだだけで背筋が凍るような衝撃を受けるのですから、教室でその様子を目撃し音を聞いた子供たちはどうだったのでしょうか?
想像ができません。

この授業は、おまえたちはこういう先祖(曾祖父くらい?)の血を引いているのだ!という強烈なメッセージを子供たちの心に残します。
私たちの日本はそんなひどい国だったのか!?という深刻な自己否定的学習です。


はっきり言いましょう。
これは、子供たちのやわらかい心に加えられたきわめて残酷な拷問です。
この教師はどんな処分を受けたのでしょうか?
 
************************
(記事の続き)

校長によると、男性教諭は授業内容について「戦争の悲惨さを伝えるためだった」と説明し、「不快に思った生徒がいたことは申し訳ない」と反省しているという。
校長は「PTAの会合で、不適切な言動と、普段から授業が遅れていたことについて謝罪した」と説明。
「不適切な指導があったことについては申し訳ない」と話した。.
市教委は「生徒の発達段階を考えると、教諭の言動は不適切。多面的に考察するという文部科学省の学習指導要領に照らしても、資料は中立性と公正さに欠け、別の見解も示すべきだった」としている。
問題発覚後、同校は再発防止のため、男性教諭に指導する職員を付け、授業計画を確認するなどの対策を実施しているという。

************************
 
つまり、このトンデモ教師には何の処分もありませんでした

おそらく今日も全国の日教組の教員は同じような歴史授業を繰り返しています。
何のおとがめもなく、指導教員がつくだけなのですから、確信犯の教師にとっては何も怖いものはありません。
指導教員がつく分仕事が減ってありがたいかもしれません。

この教師は授業をこう言い訳してます。
『男性教諭は授業内容について「戦争の悲惨さを伝えるためだった」と説明し』がそれです。
彼らの言い分はこういうトンデモ公式なのです。
 
戦争をなくしたい(私たちも賛成です!)
 ↓
「戦争の悲惨さ」を教える(確かに戦争は悲惨です)
 ↓
太平洋戦争の日本がいかに悪かったか、日本軍がいかに残虐だったかを教える
(これが「反戦教育・平和教育」のウソの核心です)
 ↓
ウソでもプロパガンダでも目的が正しければいいんじゃ!
(この思考法がテロまで行き着きます)


彼らは、このトンデモ公式にもとづいて、こういう授業を「反戦教育」「平和教育」と言いくるめてきました。
ほとんど病気としか言いようがありません。


彼らの言う「反戦教育」「平和教育」は、日本の児童生徒の自我形成を破壊する毒薬です
教育における残虐行為です。

生徒はこういう教育によって著しく落ち込みます。
健康な「自尊感」が損なわれます。
私の国は悪い国だった、私は悪い人間の血を引いている、日本人はアジアの
人々に謝り続けるしかない、ごめんなさい、ごめんなさい。

これが普通の生徒の反応です。
日本人として、生きる自信・生きる誇りをつぶされ、生きる意欲をなくし、学ぶ意欲もなくし、向上心もなくなります。
いじめなどの反社会的な行動もここから出てきます。

よいことは一つもありません。

まれに、こうした自虐教育を合理化できる生徒がいます。
そのための唯一の道は意識下で「日本人であることをやめる」ことです。
多くの反日的知識人がそうであるように、彼らは過去の日本とは切り離された「世界市民」になってしまいます。
そうやってごまかしてなんとか向上心を持って生きていこうとします。
しかし、より深刻な精神の病を発症するのは、こうした子供たちです。
  
しっかりとしたアイデンティティーを確立するまでは、祖国の歴史は本当のことを教え、ウソは教えず、肯定的に教えるのがよいのです。
健康な自我形成の何よりのエネルギーは、彼らの自己肯定感を支えてやることなのです。


私の生徒がこう書いています。

●先生の授業を受け続けて、私は「愛国心」というものを深く学びました。
実際私は歴史は好きでなかったし、日本はどうせ悪いことをいっぱいしてるんだなという考えで固まっていました。
一転して、日本は国民のことを第一に考えている良い国だなあと思うようになりました。
今の日本が平和な国であるのは、私たちのご先祖様たちあってのことだと考えるようになったのも、先生の授業を受けたからです。
これからも違う先生に歴史を学ぶだろうし、日本をひどく言う先生もいるでしょう。
でも、私は中学校2年間で先生に教わった愛国心を絶対に忘れません(断言!)。
私も、日本に何事か貢献できるような人間になりたいです。
*

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■発行者:授業づくりJAPAN(日本の誇りと歴史を伝える授業づくりの会)

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メルマガ【軍事情報】のエンリケさんから書評をいただきました

20150828服部本カバー(小)

先日、有名なメルマガ「軍事情報」のエンリケさんが、拙著の書評を掲載してくださいました。
転載いたします。
ものすごい分析力で、小生の意を十二分に汲み取っていただいております。
文章中にあるように《「日本人としての確固たる誇りを築くために必要な史実」を「そのことを知らない人」に「いかに伝えるか?」を教えてくれる「教育のプロの手になるテンプレート」》
そうなんです。これなのです。
拙著はただの読み物ではありません。
感激しました。エンリケ様、ありがとうございました。

以下に貼り付けますので、お読みになってください。


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【メルマガ軍事情報】
mag2 0000049253 [mailto:mailmag@mag2.com] April 01, 2016 10:28 AM

【本の紹介】期待した通りです

こんにちは。エンリケです。
突然ですが、著者はこういっています。

<私はいまだに戦後特有の敗戦国史観の枠組みの中で道徳教材が作られていることに違和感を持ち続けてきました。
我が国には千年以上の歴史に育まれてきた徳目や価値観があるのに、戦後数十年の思考に縛られています。
そこで、私は「気概ある日本人」を育てる道徳授業を追求してきました。
気概ある日本人とは何でしょうか。
それは歴史と先人から学び、正義と勇気を重んじる日本人です。
謙虚で己の本分を全うする日本人。
そして祖国日本に誇りを持ち、よりよい国づくりに参画しようとする国際派日本人です。>

どう感じましたか?

この本は、公立中学校の先生が,後世に伝えるべき偉大な日本人(一部外国人)のエピソードを道徳の授業で教えた手順等を学習ノート風に記載したものです。
各章には、授業を受けた中学生の感想が添えられています。

道徳授業を行う教師のための、授業設計の手引き書であり教本の提案ですが、単なる教科書にはとどまらない、現場の創意工夫と臨場感にあふれる内容です。

大人が読んでも心が震えます。

戦後日本は、「人権主義」と「命は至高の価値」という名の下で、私利私欲にまみれた我利我利亡者・エゴイストを肥え太らせることに汲々としてきました。
その結果、
「今の日本人は自国に誇りが持てない」
といいながら、
「昔悪いことをした日本」
と叫ぶアンビバレンツな日本人が生まれました。
これは、その後続く自縄自縛⇒自暴自棄となる日本を内側から崩壊させることが目的の情報戦に飲み込まれている証左です。

その渦の中、日本人は、自らへの自信を失う一方です。
朝野あげて我が国は、この危機的な現実に効果的に対処できていません。

私は今回本書を読んで、大人こそ学ぶべき内容だと思いました。
服部先生が実践されているような道徳教育の、地道な努力の積み重ねが日本を芯から再生復興させる唯一の策です
そう確信します。
ですから本著は、子供ではなく大人が読まなきゃいけない内容です

著者はこう述べています。

<教材は作り話ではなく、実話でなければいけません。
副読本などに見られる創作話では、中学生ともなると「でも現実はさぁ・・・」などと白けてしまいます。
その点わが国には偉大な先人や事例が数多く存在し、その事実をありのままに伝えるだけで大きな感動に打たれます>

<文部科学省が進める「道徳の教科化」では、新しい試みとして体験学習の要素を取り入れるとか討論(ディベート)中心の授業にするなど、方法論が話題になっています。
しかしながら、本当に大切なのは「教える内容」ではないでしょうか。>

本著の目次は次のとおりです。
目次
まえがき
1 「戦場の知事 島田叡~沖縄の島守」役割と責任
2 「大和心とポーランド魂」恩を忘れない
3 「エルトゥールル号事件」感謝の心 
4 「ペリリュー島の戦い」崇高な精神 
5 「焼き場の少年・一片のパン」人間の気高さ
6 「海の武士道~敵兵を救助せよ」生命の尊重 
7 「日本マラソンの父 金栗四三」努力を続ける 
8 「佐久間艇長の遺書」役割と責任 
9 「柴五郎中佐」勇気ある行動
10 「上杉鷹山 為せば成る」誠実・責任
11 「ユダヤ人を救え 樋口少将と犬塚大佐」差別偏見の克服
12 「特攻隊の遺書」先人への尊敬と感謝
13 「昭和天皇とマッカーサー」強い意志 
14 「空の武士道」利他の精神・人間の気高さ 
15 「日本ミツバチの団結力と日本人の美徳」集団生活の向上 
16 「板東捕虜収容所 松江豊寿(とよひさ)中佐とドイツ人捕虜」寛容の心 
17 「台湾人に愛された八田與一」公正公平 
18 「絆の物語~アーレイ・バーク」日本人の伝統精神と集団生活
19 三年間、服部道徳を受けて生徒の感想
あとがき

本著最大の価値は、「知らなかったわが史実を知る」点にはありません。

わが国が伝承してこなかった
「日本人としての確固たる誇りを築くために必要な史実」を
「そのことを知らない人」に
「いかに伝えるか?」を教えてくれる
「教育のプロの手になるテンプレート」

という点にあります。

中学校の教師である著者は、
「伝えられていない史実を子供たちに伝えるにはどうすればよいか?」
という課題に実際に取り組み、他の教師が使えるように講義の内容をテンプレート化しました。


ここで見落としてはいけないのが、このテンプレートは、何も教師だけが使えるのではなく、わが史実を伝えたい人すべてが使える問いという点です。
幼稚園や保育園から大学までの、すべての教員の教本として
企業や軍隊、公務員組織で人材を育成する担当をしている人の教本として
各種グループや各級リーダーの自己啓発用教材として
歴史好きな人のためのよみものとして・・・
この本が提供する内容の応用範囲は無限に近いです。


この意味、極めて大きいのでは?

取り上げられている内容そのものは、あなたなら「知ってるよ」レベルの話かもしれません。
でも、知らない人に伝えたいことをきちんと伝えられますか?
そのスキルをお持ちですか?

もし足りないという自覚があるのなら、プロの教育者である著者がその成果を惜しみなく公開しているこの本で、価値あるスキルを吸収してください。

ひとことでいえば、期待を裏切らない本当に読み甲斐のある本でした。

日本人なら一度は読むべき傑作です。
心からおススメします。


教室の感動を実況中継! 先生、日本ってすごいね
服部剛 (著)
単行本: 296ページ
出版社: 高木書房
発行日:2015/9/28
http://okigunnji.com/url/89/

エンリケ

追伸1
著者の服部先生は、古くからの弊メルマガの読者です。
そのため発売当初すぐに申し込んだのですが、当時はあまりの売れ行きに品切れが続出。
私は1ヶ月待ちで手に入れました。いまでもよく売れています。
http://okigunnji.com/url/89/

追伸3
マスメディアのなかにもし祖国を思う人間が一人でもいるのなら、この教本を通じて脚本を作り、番組を制作してはいかがでしょうか?
この本があれば、テレビでもラジオでもネットでも何でも対応できます。
やる勇気を持つメディア人は今の我が国にはいないと思いますが、どこかにいるとしたら、ぜひ検討してほしいですね。
スポンサー企業は間違いなくいますよ。
http://okigunnji.com/url/89/

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授業づくりJAPANの『日本人を育てる授業』  NO.63 2016/3/31

メルマガ「授業づくりJAPANの『日本人を育てる授業』」を転載します。
皇国史観の正しい理解をどうぞ。
仁徳帝の
それ天の君を立つるは、これ百姓(おおみたから)のためなり。しかれば君は百姓を以て本とす
これが「皇国史観」の基にある政治道徳思想です。
何かおかしいところがありますか?


〔以下、転載〕

授業づくりJAPANの『日本人を育てる授業』 
 NO.63 2016/3/31

「皇国史観とは何か」(長谷川三千子埼玉大学教授)に学んで


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  誇りある日本人を育てよう! 真の国際人を育てよう!

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 服部剛著『教室の感動を実況中継! 先生、日本ってすごいね』発売中!

 齋藤武夫著『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』発売中!

●服部本は本屋にご注文ください。齋藤本は本メルマガにお便りください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
●本号は長谷川先生の論文を読み、内容を短くまとめたしたものです。

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「皇国史観とは何か」(長谷川三千子埼玉大学教授)に学んで

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皇国史観について、平凡社の世界百科事典はこう説明している。

「(1)日本は神国であり、皇祖天照大神の神勅(天壌無窮の神勅)を奉じ三種の神器を受け継いできた万世一系の天皇が統治してきたする国であるとする歴史観であり、統治の正当性と永遠性を主張・・・。」

これは正しい。それは古事記や日本書紀にもとづいている。
 しかし、事典は最後の方でこう書く。

「・・・この史観は大東亜共栄圏の建設の名の下に、国民を大規模な侵略戦争に駆り立てるうえで大きな役割を果たした」

おそらくほとんどの教師がこの考え方を無意識のうちに受け入れていることだろう。
だから、日本が神国であることも、天皇の国であることも教えようとせず、無視し、避けて通っている。


「日本は神国であり万世一系の天皇が統治してきた(という史観)」が「国民を侵略戦争に駆り立てた」という等式は、まずGHQが書き、日本の学者が書き、マスコミも書き、日本の教育に定着した。
同じことを角川の日本史事典は「大義名分論と国粋主義・排外主義により構成された歴史観。近代史において専制支配と海外侵略を合理化・肯定する主張を行う」と書く。




三種の神器を継承する天皇の統治と侵略戦争が必然的につながっているという事実は、2000年の歴史にまったくない。
日本の戦争の経験は白村江の戦い、明の攻略をめざした戦い、そして近現代の戦いしかなく、長い歴史の中で例外的に戦争をしなかった国だ。
しかも、3つとも「侵略戦争」ではない

皇国史観は北畠親房の神皇正統記に始まる。
古事記・日本書紀の思想がこのとき確立した。
北畠によれば、三種の神器は「知恵の本源」である剣、「正直の本源」である鏡、「慈悲の本源」である玉であり、天皇の統治を象徴する三種は徹底した「徳治主義」を表している。




たしかに、皇国史観は大東亜戦争のスローガンになった。
祖国の危機に際して、全国民を鼓舞し団結させ、祖国を守るために死をも恐れぬ勇気の源になった。その思想が国民有事の支えになるだけのパワーになったことは間違いない。

だが、ある思想が戦争スローガンとして使われたからといって、直ちにその思想の善悪や価値を評価することはできない。その知性や暴力性を結論づけることはできない。

ではなぜ皇国史観が悪にされているのか。
それは日本が戦争に負けたからである。


では連合国の戦争スローガンは何だったのか。
それは民主主義だった。
かつてはキリスト教の大義がヨーロッパの戦争スローガンだったが、アメリカの独立戦争・フランス革命・第一次世界大戦・第二次世界大戦と「民主主義」が戦争のスローガンになった。

「民主主義」は、誰も欲しない戦争であっても、国民を戦争に駆り立て、むごたらしい死に追いやる大きな役割を果たした。

そして「民主主義」の戦争は「皇国史観」の戦争に勝った。
 「民主主義」が危険な思想にならず、輝かしい思想になったのは、戦争に勝って世界を支配したからである。




「皇国史観」という言葉は江戸時代からあったが、戦争のスローガンになったのはシナ事変が始まった昭和10年頃からだった。
それは非常時用の言葉としてよみがえった。
戦争スローガンになると言葉は単純化されいささか歪む。

本来の「皇国史観」は後期水戸学(藤田東湖など)に立ち戻るのがわかりやすい。
神皇正統記の政治道徳思想を実践的なわかりやすい姿で日本人に説いたのは彼らだった。
とりわけ藤田東湖『弘道館記述義』は、古事記・日本書紀にもとづく日本の政治道徳思想をわかりやすくまとめたものだ。

それは本当は本居宣長らの国学の役割だったのかもしれないが、国学はあくまで文学と言語学を二本柱にして「日本の心」のはたらきを精妙に探求し続け、政治道徳思想のほうまでは踏み込まなかったからだ。




平凡社の百科事典は「皇国史観」は「天皇の神性と統治の正当性・永遠性を主張」したにすぎないという。
しかし、藤田東湖の思想は単純な「神権思想」ではない。
それは徹底した「徳治」の継承だった。
 
天皇は代々その明徳を受け継ぎ、遠く異国もわが徳の慕うというようにならなければならないと、東湖はいう。

明徳とは何か。

それは「蒼生安寧」をはかることである。

 「蒼生安寧」とは何か。藤田東湖は次のようにいう。

           *

天照大神が農業と養蚕の道をひらいて、民を飢えと寒さから救われた。
これを始めとして、代々の神々、天皇は、病気治療法を定め、植林を行い、公平な裁判制度をしき、国防につとめ、治水事業や飢饉への備えに尽力されてきた。
これらはすべて「蒼生安寧」という大目的のために行われてきた。
わが国では、政治の目的は人民の福祉にある。これがわが政治道徳の根幹であることは、天皇が人民を「おおみたから」と呼び習わしておられた伝統に現れている。

           *

東湖は日本の特色を
「宝祖無窮」
「国体尊厳」
「蛮夷戎狄率服」
「蒼生安寧」

の4つとし、すべては蒼生安寧(人民の福祉のための政治)を起点として一つに結びつくという。
蒼生安寧の政治道徳を貫いてきたからこそ、万世一系の天皇は続き、天皇を中心に国は一つにまとまり、そのすばらしさに外国人もすすんで従うのである。
この思想の核心を逃してしまったら「皇国史観」はありえない。




仁徳紀に三年間課役を廃されたエピソードがある。
そのため宮殿がぼろぼろになって雨漏りもする始末となり、お后が陛下に
訴えた。すると仁徳天皇はこう答えた。
「それ天の君を立つるは、これ百姓(おおみたから)のためなり。しかれば君は百姓を以て本とす」

これが「皇国史観」の基にある政治道徳思想だ。
だからこそわが国民は臣民として、古来忠孝の美徳をもって天皇に仕え国運の発展に努めてきた。
それを抜きにして、いきなり「忠孝の美徳」「臣民の道」を言えば、それは専制支配の合理化に過ぎない。


ところが、平凡社の百科事典はこうも言っている。

「こうした国柄の精華は全世界にあまねく及ぼさなければならない(八紘一宇)・・・とされ・・・国民を大規模な戦争に駆り立てるうえで大きな役割を果たした」 

蒼生安寧の思想を広め世界が一つの家族のようにむつむみあうようにしようというのが「八紘一宇」であり、 それは福祉と平和の思想であった。

それを単に天皇の支配を正当化するイデオロギーだと考えてしまうから、角川の日本史事典のように「専制支配と海外侵略を合理化する主張」になってしまうのだ。




 
最後に後期水戸学の「尊皇攘夷」を見ておこう。
大東亜戦争は後期水戸学の攘夷の実践だったではないかという考えもあるからだ。
まさに、後期水戸学は腰抜け平和主義ではない。
「尚武」を日本の大切な伝統として掲げ、尚武と「仁徳」が矛盾せずに行われるのが日本の政治的伝統の基本だと言っている。




攘夷は侵略戦争ではない。
当時世界侵略をやっていたのは欧米列強である。
弱いものいじめの戦争が侵略戦争だ。
攘夷はそういう邪悪な力の侵入に対しこれを追い払う戦いのことを言う。
皇国史観の「尚武」独立・自衛の戦いである。話が真反対だ。


日本が西洋の進入を嫌ったのは彼らが日本の独立を脅かしたからだが、それだけではない。西洋の宗教や政治思想のうちに、わが国本来の徳治主義に激しく対立するものを直感していたからである。

・唯一の絶対者が世界を創造し支配するという信仰は、わが神道+仏教の寛容を認めない。

・力と力のぶつかり合いを基本原理とする「国際社会」は、蒼生安寧・八紘一宇とは相容れない。

西郷隆盛は彼らを文明ではなく「野蛮」とよんだ。
だから幕末の「攘夷」はわが文明を守りたいという痛切な願いに発している。
しかし、この攘夷は不可能だった。
いったんかれらの「野蛮」を受け入れ、彼らの「国際社会」で独立し、対等に交際できなければ、委細が失われたからである。

そうして、日清・日露・第一次世界大戦を戦った日本は、やがて彼らの悪意に包囲されていく。
スターリン・ルーズベルト・チャーチルは日本の文明を押しつぶそうとした。
蒋介石はもともと彼らの「野蛮」がわがことだったから、彼らと手を結んだ。

したがって、大東亜戦争は「日本文明が平和を求めるが故に戦わざるを得なくなった痛恨事」だったのだ。

開戦の証書を見ればわかる。

「・・・列国との厚誼を篤くし、万邦共栄の楽をともにするのは、日本が国交の要義とするところである。いまや不幸にして米英両国と戦端を開くことになったのは、まことにやむをえないことであり、私の志にかなうものではなかった」

こんな悲痛な開戦宣言は歴史上あり得ない。
彼らにはそれがわからない。これは自己弁護でも正当化でもないのである。


わが政治道徳の理想と世界の現実との相克を悲痛な思いで見つめている言葉です。
日本近代が背負わされた課題の重さと辛さがこめられている言葉です。
当時の日本人はみなそれがわかっていた。 
 



ただし、こういうことはあった。
皇国史観が戦争スローガンとして叫ばた短い期間のことだが、そこには大雑把で荒っぽい様相がないわけではなかった。

天皇陛下に命を捧げればよいのだ!
つべこべ理屈を言うな、この非国民め!
腐りきった性根をたたき直すにはこの精神棒を食らわすしかない!

しかし、こうした悲壮な記憶だけで「皇国史観」を葬り去ってはならない。
日本の現在と未来を考えるためには欠かせない大切な言葉である。


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プロフィール

服部 剛

Author:服部 剛
授業づくりJAPAN横浜《中学》の代表・服部剛です。中学校社会科教師です。
授業づくりJAPANは、授業実践を通して「国を思い、先人に感謝し、卑怯をにくむ日本人」「日本人の自由と真実を守るために戦うことのできる日本人」を育てます。
横浜・神奈川の志ある先生の参加をお待ちしています!
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